オーストラリア政府は30日、16歳未満の子どものSNS利用を制限する法律をめぐり、これまで対象外としていたユーチューブを規制対象に含めることを明らかにした。法律は12月10日から施行する。
発表によると、現時点で政府が明らかにしている規制対象はフェイスブック、インスタグラム、スナップチャット、ティックトック、X(旧ツイッター)、ユーチューブなど。これらは「年齢制限付きソーシャルメディアプラットフォーム」とされ、その定義について政府は「利用者が相互交流し、コンテンツを投稿できるサービス」と説明している。
- 【SNSと社会】偽情報追うSNS「覆面捜査官」 EU、「おすすめ」のアルゴリズム監視
法律は昨年議会で可決されたが、ユーチューブについては当初、教育にも活用できることから規制対象に含めないとの方針が示されていた。
だが、子どもに悪影響を与え…